Q.債務はどのくらい減額されるのですか?

A.原則は借金を5分の4をカットします。

個人再生は自己破産のように借金を全てチャラにする制度ではなく、債務を大幅にカットして返済していく制度です。
では、どのくらい減額されるかといいますと、原則的には債務総額の5分の4がカットされますが、最低でも弁済しなさいというラインが100万円と決められていますので、債務総額の5分の1か100万円のいずれか多い方の額を返済する必要があります(これを最低弁済額要件といいます)。

たとえば、小規模個人再生を利用した場合の最低弁済額は、債務総額が500万円であれば100万円、1500万円であれば300万円ということになります。

 

加えて、個人再生では清算価値保障原則というものがあります。
これは『弁済総額が破産手続きしたと仮定したばあいの債権者への配当額を下回らない』必要があるというものです。
要するに、自己破産では、依頼者様が所有している不動産・自動車・現金・預貯金・退職金見込額の一部・生命保険解約返戻金などは、原則としてすべて換価処分されて債権者に配当されるのであるから、小規模個人再生手続きにおいては、債務者はこのような財産の全部もしくは一部を保持できる代わりに、債務者は将来の収入の中から自分が所有する財産の価額以上のものを分割弁済する必要があるというわけです。

(さらに、給与所得者等再生では可処分所得要件というものがありますが、ここでは省きます。)

 

 

▲このページのトップに戻る